2011年09月27日

こちらでの日々

ラマダーン後半から主人の国に来ています。
毎日がとってもゆっくり流れていきます。
日本での忙しさが嘘のようです。
時間に余裕がある分、日本では忙しすぎて気づかずにいたことや、見えずにいたことが見えてきました。

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日本にいると、まるで新幹線か特急列車にでも乗ったように、毎日があわただしく過ぎていきますが、こちらでは、各駅停車か、蒸気機関車にでも乗っているような気分です。
以前、住んでいた時とは違い、ネットも自由にできるようになり、近くにスーパーもできて、こちらでもより快適に住めるようになりました。
ただ、こちらでは、毎日、普通の生活が過ぎていくというか、ただぼーっとして日々が過ぎていくようで怖いです。

以前、子供のイスラーム教育にはこちらで住むのが一番だと考えていました。
でも、今は、国はあまり関係ない、大事なのはその家庭の環境なんだな、と思えるようになりました。
こちらに住んでいたころ、「いつか日本に帰って、自分のできることで、日本のイスラーム社会に貢献したい。」とドゥアーしていました。
日本では、マスジドのクラス準備に、プレイグループの教材作り、子供たちの教育、クルアーン学習、プロジェクト作業など、毎日がほんと慌ただしく過ぎていき、頭がいっぱいになるぐらいなのですが、でも、その分、自分が自分のできることで、アッラーの為に貢献できている、という充実した気持ちがあります。
自分が少しでも役に立てている、という気持ちです。
こちらでは、自分は役にやっているどころか、ちょっとお荷物状態といった感じですかね^^;
買い物さえ自分ではできないから、主人に頼まないといけないし。

でも、こちらでしか経験できないこと、学べないことがたくさんあることも事実です。
大家族の中での生活、自然や動物に囲まれる経験などは、こちらでしかできないですね。
あとは、家族の結びつきが強いこと、年長者への尊敬の気持ちが根付いていることなど、日本ではすでに忘れ去られてきてしまったことが、ここには残っています。
子供たちには、ここでしか吸収できないことをたくさん吸収していってほしいなと思います、インシャーアッラー。
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2011年02月26日

今住んでいる場所に引っ越してきてから、もうすぐ1年になります。
その前に住んでいた場所は、自然の多い山の方でした。
そこに住んでいたときに、子供たちと牛乳パックでバードフィーダーを作って設置しておいたんです。
でも、待てどくらせど、鳥は来ない。えさもそのまま。
子供たちも少々、がっかり気味でした。

しかし、今、住んでいるところでは(住宅地で、家が周りにたくさんある)、鳥がいっぱいいます!
朝になるとチュンチュン、チュンチュン、大合唱です。
いつからか、子供たちは、朝、鳥たちのためにベランダにお米を置くようになりました。
すると、いつの間にやら、すっかりなくなっています。
運がいいと、鳥たちが食べてるところを見ることができます。
時には、6、7匹ぐらいが一気にやってきて食べていることがあります。

また、植物の水やりは、いつも次女がやってくれているのですが、水をあげたあと、小さなお皿に水も入れておくんだそうです。
すると、こちらも、いつの間にかすっからかんに。
バードフィーダーを作らなくても、普通に置いておくだけでも、食べにきてくれるんですね。
自然の多い場所では、逆にえさは豊富にあるので、なかなか食べにきてくれなかったのかもしれません。

それにしても、このあたりは、あちこちでいろいろな鳥を見ます。
ちょうど、うちの部屋の前に、いちじくの木が植えてあるのですが、いちじくの実が熟していたころは、毎日、すごい勢いで鳥たちが食べにきていました。
一度、図鑑を借りてきて、鳥の種類を調べてみるのも、面白いな、と思いました。
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2010年11月04日

長男の成長。

今日は3歳の長男について書きます。
(ところどころ親ばか視点入っておりますが、お許しください・笑)

上のお姉ちゃん二人と違い、全てにおいて成長がゆっくりだった長男。
寝返りも、一人歩きも、言葉が出るのも遅めでした。
そんな感じなので、今まではゆっくり見守ってきました。
ところが、最近、その長男の成長が著しいです、マーシャーアッラー。
言葉の数がぐんと増え、いろいろなことをお話してくれるようになりました。

今のところ、私から長男にフォーマルな学習などはさせていません。
絵本を読んであげたり、たまにクルアーンの短いスーラを一緒に読む程度です。
でも、はさみを使うのが大好きで、よく自分でいろいろお絵かきしたり、はさみで切ったりしています。
あとは、お姉ちゃん二人がたまに塗り絵や迷路、問題プリントなどを作ってあげてくれています。
問題プリントはイスラームに関する問題や、アラビア語アルファベットの問題などで、長男が全問できたらメダルや賞状をプレゼントしてあげていました。
長男も楽しんでやっているようで、そのおかげか、私の知らないうちにいろいろ新しいことを覚えたりしています。

つい先日、子供たちがまたがさごそやっていて「また何か作っているなぁ。」とは思っていたのですが、その後で長男も折り紙とクレヨンとはさみを持ち出して何かを作りはじめました。
で、作ったのがこんなもの↓
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「ふね」でした。
しかも、ちゃんと海までついてるし。
「これ、おねえちゃんのためにつくった、ふねだよ!」と。
なぜにいきなり船を作り始めたかと疑問だったのですが、お姉ちゃんたちが作ったものを見て納得。
どうやらみんなで街を作っていたようです。
家やら道路やらがついていて、車やバスを走らせることができるもの。
これに合わせられるように船を作ったらしいです(真ん中にあるのが長男の船)↓
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よく見ると街灯や信号やバス停なども作ってあります。
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長男が車走らせて遊んでいます。

何のことはない船ですが、自分で思いついて作った、ということに感動しました。
長男もいつの間にこんなものが作れるようになったんだな〜と感慨深いものがありました。
あとは、いつも本を読んでもらう立場の長男が、次男に「よんであげるよ、おいで。」と絵本を読んであげている姿を見たときも感動しました。
子育ては大変だけど、こういう小さな成長を見守ることができる幸せは何にも変えられないギフトです、アルハムドゥリッラー。

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2010年10月01日

日本でのイスラーム教育について思うこと。

ビスミッラー。

以前、モスクでお話する機会があったときに、まとめたものです。

☆イスラーム教育において、大事だと感じていること。

1. 自分(親自身)の心をアッラーに向けること。

 自分の心がアッラーに向いていないのに、子供だけにそれを期待することはできないので、子供に良いイーマーンを身につけてほしいのだったら、親自身の心をアッラーへと向けるのが大事。

2. 自分自身が学習している姿を見せる、または子供と一緒に自分も学習する。

 イスラームでは、学ぶことは信者の義務。礼拝できるようになったら終わり、最低限のことを学んだら終わり、ではなく、アッラーにより近づくために、一生学んでいかなければならない。親自身がイスラームについて普段から学習する姿を見せることで、子供たちもそれを見て学ぶ。また、子供だけに学習させるのではなく、親も一緒に学ぶことが大事。

3. 日本に住むことのニーヤを「ダウワのため」「日本のイスラーム社会に貢献するため」にすること。

 日本に住んでいることの目的を上記のようなニーヤにすると、おのずと自分のやるべきことが見えてくる。それぞれの家庭で形は違えど、日本のイスラーム社会のために自分が何ができるのか、どういった形で貢献ができるのか、子供たちにどういう教育を与えればよいのか、というのが見えてくる。たとえば、日本の学校に通うお子さんがいるんだったら、周りの友達や父兄にダウワするため、とか、地域のモスクの活動に、自分のできることで貢献すること、など。

 日本でムスリムとして生活していくには、さまざまな困難が伴うが、そのようなニーヤを常に持つことで、すべての困難に対して、インシャーアッラー、アッラーが助けてくださるし、報奨を用意してくださる。

4. 家庭内での会話で、アッラーやイスラームの話をたくさんするようにする。

 日本では、普段イスラーム的でない環境に囲まれているので、自分の家庭の中だけでも、イスラーム的な環境にできるよう、心がける。また、家庭の中に常にサラーム(平安)があるよう、心がける。家族でする普段の何気ない会話の中でも、アッラーを思い出し、アッラーやイスラームの話をたくさんするようにする。

 子供たちにとって、イスラーム学習は週に一回モスクでするというようなものではなくて、毎日がイスラーム学習であるべき。イスラーム教育とは、何か特別なことをするわけじゃなくても、親が意識するだけで、日常そのものが学びになる。たとえば、外を歩いていて、きれいなものや、美しいものを見たとき、「アッラーがこんなに美しいものを作ってくださったんだね、スブハーナッラー。」と言ってみたり、食べるときに、アッラーへの感謝を思い出したり、子供たちに良いことがあったら、「アッラーにありがとうを言おうね。」と言ってみたり。常にアッラーのことを思い出すような生活をすると、すべての場面がイスラームの学びの場になる。これは、親子ともに良いムスリムとして成長する上で大切なことだと思う。

5. 幼いうちからクルアーンに親しませる。

 クルアーンはムスリムにとって、とっても大切なものなので、幼いころから、常に身近にあるものとして、親しませることが大事。家の中や車の中でクルアーンを流したり、寝る前にクルアーンを読んであげたり、毎日少しずつでも、子供と一緒にクルアーンを読む時間を設けたりする。

6. イスラーム的な絵本の読み聞かせ。

 普通の絵本や物語と違い、イスラーム的な絵本には、自分と同じムスリムの子供たちが登場人物として出てくるので、(ヒジャーブをかぶっていたり、お髭のお父さんが出てきたり)子供たちは親しみを持つことができる。また、イスラーム的なモラルもお話を通して学ぶことができる。

 また、日本の普通の絵本や物語を読んであげるときでも、それをイスラームと照らしあわせて読んであげると良い。たとえば、『うさぎとかめ』の話では、かめはどんなにのろまでも、あきらめないで進み続けたことで、最後にうさぎに勝ってゴールした。それに照らしあわせて、学び続けることの重要さや、継続することの力を伝えてあげる。「クルアーンも最初はアラビア語のアルファベットさえ読めなくても、努力し続ければ、読めるようになるよ」とか、「毎日続けることで、ハーフィズになることだってできるよ」とか。『ありときりぎりす』だったら、きりぎりすのように後のことを考えないで遊んでばかりいると、最後に自分が困ることになる。ムスリムも最後の審判でアッラーの前に立つときに困らないように、今から準備をするべき、など。普通のお話でも、イスラームのエッセンスを加えることができる。

以上。

でも、実際は毎日が理想どおりいくわけではなく、失敗と反省の連続です。
そんな中、親として、人間として、ムスリムとして、日々成長していけますように。
そして、毎日アッラーにドゥアーしていきたいと思います。
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2010年07月17日

イライラを喜びに変える方法。

子育て中の皆さん、小さなお子様をお持ちの皆さん、子供に綿棒や爪楊枝入れの中身をばら撒かれた経験はありませんか?私は何度もあります。そして、つい最近も、食器棚の上に置いてあったはずの爪楊枝入れを長男がいつの間に椅子を利用して取っていて、見事に床にぶち撒かれました。

しかも、買ったばかりのもので、中身は相当の本数が入っており、これを全部拾わないといけないのか〜と、ちょっとイラっと来たのですが、ここでイライラしながら拾っても、みんな気分が悪くなるだけ。そこで発想を変え、いいことを思いつきました。一本拾うごとに、ズィクルをしよう!と。

で、お姉ちゃんたちと一緒に、一本拾うごとに、「スブハーナッラー」「アルハムドゥリッラー」「アッラーフアクバル」とズィクルしながら拾いました。おかげで、皆、安らかな気持ちで全部拾いおわることができました、アルハムドゥリッラー。しかも、自分がどれだえズィクルしたか、手に取った爪楊枝の量で目で見てわかるので、「これだけズィクルしたんだ〜。」と子供たちも感慨深そうでした。

ですので!皆さんもインシャーアッラー、もしお子さんに綿棒や爪楊枝をぶちまかれることがありましたら(笑)、これをお試しください、オススメです。
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2010年06月11日

まずは自分が変わらないと。

子育てをしていて思うこと。

それは、どれだけ良いテキストを使って教えても、どれだけ良い知識を教えても、子供たちは結局は親を見て学んでいる、ということ。

「あれ、やりなさい。」「これ、やりなさい。」と言うことで、子供が学ぶわけではない。
子供たちは親の姿を見て学んでいる。

そう思うと自分の一挙一動に責任を感じるのだけれど、まだまだ至らない自分に葛藤も感じる。
アスタグフィルッラー。

子供に良い性格と知識を持ったムスリムになってほしいと望むのならば、まずは自分が変わらないと。
自分の行動を見直さないと。
自分の言動を見直さないと。

反省することは山ほどあるし、直したいところも山ほどある。

でも、まずは、アッラーの光を心に入れることが始まりなのだ、ということをつい最近学んだ。

以下は、尊敬するシスターの講義で学んだこと:
「アッラーの光が心に降りてくることによって、心の真の浄化を得られる。アッラーがその人の心を完璧に洗い、洗浄してくださり、悪い性質をアッラーの光によって消してくださる。」

これこそ、私の望むこと。
自分の性格を直すのはそう簡単なことではない。
でも、アッラーが心を洗浄してくださり、悪い性質を消してくださいのならば、それほど心強いことはない。

ズィクルをしよう。
もっともっとかの御方に近づくために。

『アッラーと共にいるズィクルを試してみてください。本当に、アッラーに誓って、この世の人生を、アッラーと共にいる甘美さを味わわずに終わってしまう事ほど、もったいないことはありません。その人生では何も得られなかったも同然です。』
(講義資料より抜粋)




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2010年01月05日

読む力

我が家の子供たちは皆、本が好きみたいです。2歳の長男も絵本を引っ張りだしてきては「これよんで、これよんで。」と言ってきます。夜、寝る前に本を読み始めると皆が「これも、あれも。」とリクエストするので何冊も読まされることになります。

でも、今まではどちらかというと自分から進んで読むのは長女のみ。次女は読んでもらうのを聞くのが好きでした。でも、最近は次女も進んで英語でも日本語でもいろいろ自分から読むようになりました。今日は、長男に次女が読み聞かせをしてあげてたのでびっくりしました。ちょっと長めの話でしたが、途中、つっかえながらも何とか最後まで読んでたし、長男も真剣に聞いていました。

子供にとって、「読める」ということは、「世界が広がる」ということ。外の看板が読めたり、道具の使い方が読めたり、レシピが読めたり・・・読めることによってどんどんできることも広がっていきますね。また、読むことで新しいことも自分で本などを読んで学んでいけるようになります。もっともっと、読む力をつけていろんなことを学んでいってほしいな〜と思います。学ぶことを好きになってほしいし、自分で学べる人に育ってほしいな、と思います。あとは、人の話もしっかり聞ける人になってほしいです。
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2009年12月07日

100円の地球儀!

昨日は久々に100円ショップに行って来ました。100円ショップは好きです。全部100円なのに結構いろいろあって見ているだけで楽しいです。昨日は、子供たちにかわいい色のモコモコした太目の毛糸を買ってあげました。ゆび編みにちょうどいいかな、と思って。子供たち、早速、帰宅後シュシュを完成させました。なかなか、かわいくできて、喜んでました。

あと、掘り出し物が!長女が見つけたのですが、ミニサイズの地球儀!めちゃくちゃ小さいけど、ちゃんと国名や地形なども細かく載っています。ちょうど、欲しいと思っていただけに、うれしくなりました!今、ちょうど大陸の勉強をしていて、今までは世界地図で済ませていたんですが、やっぱり地球儀のほうが断然わかりやすいです。よかった!

ちなみに、我が家で使っているのはこの世界地図↓。上のものはミニサイズでかわいいイラストつきのフルカラー。見てるだけで楽しいです。下のものは、結構豆知識とかもあって読み応えアリ。長女の7歳の誕生日に永久保存版と思ってちょっと奮発しました。



The Usborne Children's Picture Atlas



The Usborne Children's Picture Atlas

  • 作者: Ruth Brocklehurst
  • 出版社/メーカー: Usborne Publishing Ltd
  • 発売日: 2005/10/28
  • メディア: ハードカバー






世界の国ぐに 探検大図鑑

世界の国ぐに 探検大図鑑

  • 作者: 小学館
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2004/12/04
  • メディア: 大型本




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2009年09月24日

子育てにおけるサブル

子どもはアルハムドゥリッラー、とてもかわいいですよね。でも、育てるとなると日々のいろいろな場面でさまざまなサブルが必要になりますね。

特に、何度も何度も同じことを言い聞かせているのにすぐに忘れてしまうというのが子どもという生き物。「いったい、何度言ったらわかるのー!」となってしまうことも多いです(アスタグフィルッラー)。

でも、自分のことを考えてみました。自分だって完全ではない。自分だって毎回「この部分を改めよう。」「これはダメだな。」と思いつつ、同じ間違いを繰り返している・・・。しかも、「アッラー、お許しください。もう、これから改めます。」と反省してもまた繰り返してしまったり。結局、自分も子どものこと言える立場じゃないですねたらーっ(汗)

本当にアッラーこそは「アッ・サブール(忍耐強い御方、寛容なる御方)」

自分ももっと忍耐強くならねば。
posted by Ummee at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする